伝統的構法

3日間×3回 計9日間に渡り参加してきた『伝統的構法の実大振動台実験』が終了し、遅れた現場を取り戻すためフル回転で働いておりまして、ご報告が遅れました・・・と言い訳から入ります

しかし、お客さんには申し訳ありませんが、この9日間は自分にとって非常に意味のある、大切な時間でした。

昨今の木造建築は、合板と金物でガチガチに固めるのが主流になっていて、私達が造る『木組み、土壁の家』は、耐震性のない昔の建物といった目で見られるような状況です。

いくら自分達が良いと信じて貫いてみても、それは自己満足の考えであって、科学的な証明も、計算による説明もあいまいでした。

そんな中 『じゃあ実際に伝統的構法で造った木造の建物を地震で揺らしてみて、検証しましょう』 と検討委員会のみなさんが立ち上がりました。   詳しくは↓

「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会

これはすごい事です。日本が世界に誇る木造建築の将来に一筋の光が差し込んだかのような、歴史的な事件です。

以前の私だったら『へ~。すごい人たちがいるんだな~。がんばってほしいな~』と第三者の考えで、他人任せでした。

まさかその現場に参加させていただけるとは・・・
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テレビの中や著書の世界でしか知らなかった 憧れの大工さん、設計士さん、大学教授の先生方ばかりで、かなり萎縮してしまいましたが、宿に帰ってみんなが集まり、酒を酌み交わしながら 言いたいことを言い合う会 は 先生も設計士も大工も無く、先輩も後輩もなく、みんなで木造建築について熱く語り合いました。

家は家族が安心して暮らせる事が、最も重要です。

合板や金物に頼っていく事が、必ずしも安心ではない事も証明されました。

私達 木造建築に携わる者として、『安全、安心』な家を追求していく事は、当然の義務だと改めて痛感しました。

こんなすばらしい時間を与えて頂いたみなさん。最初に声をかけて下さった 宮内棟梁。 ありがとうございました。
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各務さん、作業と帰ってきてからの追い込み御苦労さまです。全国各地の大工さんや、設計士さんとの会話は僕もとてもいい刺激になりました、岐阜と高知では随分と遠いですがまたお会いしましょう


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